エンジンのかかりと音も微妙だったのでオイル量を見てみると…

あまり入っていないようです
という事でオイル交換してみます
SR400のオイル交換に必要な物

エンジンオイル | 2.1L |
ドレンワッシャー | M8とM14 |
オイルフィルター | Oリング2種もお忘れなく |
オイルドレンパン | オイルを抜くときに必要です |
廃油処理箱 | 抜いたオイルを捨てる際に必要です |
必要な工具は
・12mmメガネorソケットレンチ(Fiモデルは10mmレンチ)
・17mmメガネorソケットレンチ
・5mmの六角レンチ
今回使用した物を記載しておきます
オイルを抜く準備

SR400はドライサンプなのでフレーム側にもドレンがあります。
こちらのドレンの厄介な所が、オイルを抜く際にフレーム伝ってしまって、フレームやマフラー、エンジンなどがオイルまみれになってしまう事があります。
このように適当な段ボールを貼り付けてオイルの流れるガイドを作ってあげましょう。
フレーム側のドレンを緩めてオイルを抜く

フレーム側のドレンを緩めてオイルを抜きます。
こちらは12mmメガネorソケットレンチ(Fiモデルは10mmレンチ)を使用します。
この際、エンジンを切った直後など非常に高温の状態で作業はしないで下さい。
オイルが勢いよく出てくるので絶対火傷します。
よくオイル交換は暖気後にするなど聞きますが、その必要はありません。
ちゃんと抜けます。
(元バイク屋が言うんだから間違いない)
エンジン側のドレンを緩めてオイルを抜く

次にエンジン側のドレンを緩めてオイルを抜きます。
こちらは17mmメガネorソケットレンチを使用します。
フィルターカバーを外す

右側クランクケースのオイルフィルターカバーを外します
こちらは5mm六角レンチを使用します。
3本の内、画像記載の箇所のみ短いので間違えないようにしてください。
フィルターカバーを外すとオイルがドバッと出てくる事があります。
注意してください。
オイルが抜けたらドレンボルトをパーツクリーナー等で洗浄
ドレンワッシャーの交換
オイルフィルターとOリングの交換をしドレンボルト・フィルターカバーを戻したら
オイルを一定量入れて完了です。
オイルは一気に2.1L入れるのではなく、ある程度入れたら
キルスイッチOFFの状態でキックしオイルラインにオイルを循環させ
オイルゲージを確認していきながら入れて下さい。
※写真撮り忘れててすみません。
SR400オイル交換時規定トルク
締め付けトルク | 備考 | |
フレーム側ドレン | 16Nm | M8ワッシャー |
エンジン側ドレン | 30Nm | M14ワッシャー |
フィルターカバー | 10Nm | Oリング2種 |
規定のトルクを守って締め付けて下さい。
オイル交換でキック一発でかかるようになりました。
次からは磨き作業…