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クワ型端子はボルトをある程度緩めれば簡単に脱着できる端子となります。
主にアース(マイナス)配線用として使用するクワ型端子のかしめ方をマスターしておきましょう。
配線の接続ツール

端子の取り付け・加工にはエーモンの電工ペンチを使用します。
クワ型端子
クワ型端子はφ4・φ6・φ8・φ10と様々なサイズがあります。
ボディアースする部分のボルトサイズに合わせて準備して下さい。
配線コードを選ぶ

クワ型端子を取り付ける配線コードを選びます。
使用可能電力や端子の適合コードサイズを確認して選んで下さい。
配線をカットする

配線は電工ペンチのCUT部分でカットすることができます。
被覆をむく

端子を取り付けする(かしめる)前に配線コードの被覆をむきます。
配線コードの太さ(sq)に合わせて電工ペンチを使用します。
今回使った配線コードは0.5sqなので電工ペンチのWIRE STRIPPER sq0.5でむきます。
芯線を束ねてスリーブを通す

配線コードの被覆をむくと芯線部分が出てきます。
クワ型端子をかしめやすくする為にも配線コードの芯線は軽く束ねておきます。
ショート防止の為に接続の際にスリーブを端子にかぶせます。
端子を接続する前に配線コードにスリーブを通しておきます。
配線コードをセット

配線コードの芯線と被覆が少しかぶるあたりで端子にセットします。
クワ型端子をかしめる①

クワ型端子は2箇所でかしめて配線を固定します。
まず先端方向の部分を電工ペンチの1.25-2.0の場所で仮かしめします。
クワ型端子をかしめる②

仮かしめをしたら0.5-0.25で本かしめします。
クワ型端子をかしめる③

配線側方向は3.0で仮かしめをします。
クワ型端子をかしめる④

本かしめは1.25-2.0で行います。
クワ型端子の取り付け完了


最後に接続した端子が抜けないか確認し、先に配線に通しておいたスリーブを被せてクワ型端子の取り付け(かしめ)は完了です。
ギボシ端子のかしめ方はこちら
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