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    車内の音質を向上させるデッドニングDIY (後編)

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    デッドニングの施工と仕上げを行っていきます。
    施工前準備は「車内の音質を向上させるデッドニングDIY (前編)」をご確認下さい。

    吸音シートを貼り付ける

    スピーカーの背面に吸音シートを貼り付けます
    これはスピーカーの背面から音が外に漏れてしまわないようにする為のものです。
    先のとんがった形状が音をまとめ、前に前に音を出してくれる設計のようです。

    吸音シートは貼り付けるだけでOKです。
    外したスピーカーの間から入れていきます。

    スピーカーの真裏になるように貼り付ければ完了です。

    アウターパネル用制振シートをカットして圧着

    アウターパネルにアウターパネル用制振シートを貼り付けます。
    こちらはドアの鉄板を強化して振動を減らす目的で取り付けます。

    アウターパネル用制振シートをアウターパネルの形にあうようにカットして貼り付けます。
    貼り付けれたら付属の制振材圧着用ヘラで圧着します。

    施工は完了です。
    次はインナー側を施工します。

    インナーパネル用制振シートの型をとる

    インナーパネルのサービスホールにインナーパネル用制振シートを貼り付けます。
    サービスホールの穴を塞ぐことで、ドア全体をスピーカーボックスのようなものにし、
    「より音が鳴るドア」をつくります。

    準備段階で純正防水シートを使って作っておいた型(ペンで書いたもの)を使い
    インナーパネル用制振シートの型をとります。

    なぞった跡がつきます。
    この方法で全てのサービスホールの型取り行って下さい。
    反対側のドアはこれを反転させたものなので、裏向きにして型をとっておいてもOKです。

    型どったインナーパネル用制振シートはハサミでカットします。

    ハサミでカットできれば型取り完了です。

    インナーパネルに貼り付ける

    カットしたインナーパネル用制振シートをサービスホールを塞ぐようにインナーパネルに貼り付けます。

    制振材圧着用ヘラで圧着する

    インナーパネル用制振シートを貼り付けたら、制振材圧着用ヘラで圧着します。

    ここで隙間ができると効果が薄れるので、隙間ができないようにインナーパネルの接着面をしっかり圧着します。

    制振シートのスジ入れ

    サービスホールを塞いでいる部分はヘラで縦にスジを入れていきます。
    こうすることで、インナーパネル用制振シートの強度が増し、
    シート自体のビビリをなくして、しっかりとしたスピーカーBOXを作る事に繋がります。

    あまりスジを入れすぎるとシートが奥にいき、窓を開けた時に触れてしまうことがあります。
    スジ入れはシート自体があまり奥に行かないように行います。

    これでインナーパネル用制振シートの施工が完了です。
    丸の位置が塞いだサービスホール部分です。

    スピーカーを戻す

    次はポイント制振材の施工です。
    施工前にスピーカーを戻しておきます。

    ポイント制振材をスピーカー周辺に圧着する

    スピーカー周辺にポイント制振材を貼り付けていきます。
    これは振動が起きやすい箇所をポイント的に抑え、音のビビリ等をなくす役割があります。

    実際に音楽を鳴らしてチェックしてみるのもOK
    音が鳴った際に振動が起きやすいスピーカー周辺に貼り付け圧着します。

    スピーカーから離れている場所でも、鉄板が薄く振動が大きい場所があります。
    そんな場所でもポイント制振材は効果的です。

    防音テープをドア上部に貼り付ける

    内張を戻した時の隙間などからの音漏れを防ぐ為に使います。
    仕上げに必要なアイテムです。

    ドア上部は隙間が出やすいので、ここにサイズを合わせてカットし貼り付けます。

    防音テープが余った場合、ハーネスやケーブルにも使えます。
    走行中の振動でカタカタ内張の中でなってしまうのを防げます。

    欧州車はハーネスにテサテープが巻かれてたりしますよね。
    使用用途はそれと同じです。

    デッドニング 施工完了

    これでデッドニング施工完了です。
    施工中ドアを開けっ放しにしておく必要がありますが、作業的には超簡単です。
    オーディオ専門店で十何万円かかってしまうデッドニングも自分でやれば1万円程でできてしまいます。
    しかも純正スピーカーのままでもかなりの音質向上になります。
    これはオススメのDIYです。

    施工完了

    内張を戻すまでがデッドニングDIY。
    内張はしっかり戻して、各種スイッチが動くか確認して完了です。

    デッドニングを終えて最後に

    CENTRAL AUTO PARTS JAPANのYouTubeチャンネルで動画で施工方法が紹介されています。
    こちらも参考にどうぞ

    デッドニングに使用したアイテム

    ホーム » 車内の音質を向上させるデッドニングDIY (後編)
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